FRBバランスシート、可能な限り小さい方が望ましい－ボウマン副議長

米連邦準備制度理事会（FRB）のボウマン副議長（銀行監督担当）は26日、FRBはバランスシートの最小化を目指すべきだと述べ、金融政策を運用する体制の抜本的な見直しを呼び掛けた。
ボウマンFRB副議長Photographer:AlDrago/Bloomberg　　「マネーマーケットにある程度のボラティリティーを持たせることで、市場の均衡点を理解しやすくなると述べた。」
それ以前のFRBは日々の市場操作で米国債だけで構成することが望ましいとも指摘。
年限別の構成比率は市場全体と同じにせず、短期物にやや集中させることで、FRBはより柔軟に行動できると提案した。
　FRBは新型コロナ禍への対応で大量の米国債とMBSを購入したため、バランスシートは一時9兆ドル（約1345兆円）近くに膨張した。