OpenAIと強い絆のモルガンS、ChatGPT発表以前からアルトマン氏に接触
記事を要約すると以下のとおり。
モルガン・スタンレーのチームがOpenAIのサム・アルトマン最高経営責任者(CEO)を自社のオフィスに招いて幹部数人に引き合わせた際、テクノロジー業界以外で「ChatGPT」という言葉を耳にしたことがある者はほとんどいなかった。 人工知能(AI)関連企業による巨額の資金調達と投資は、銀行に魅力的な事業機会を提供している。同行のイノベーションチームは幹部から、社全体の収入拡大につながるような新たな道筋の開拓を託されている。「ある時点で、資本市場へのアクセスや助言が必要になる。」同年11月のChatGPT公開の数カ月前に当たるその数週間後、両社は最初の活用事例として「金融アドバイザーツール」を着想した。OpenAIのサム・アルトマンCEOPhotographer:NathanHoward/Bloomberg モルガン・スタンレーはいまや、OpenAI従業員の持ち株売却を支援する合意を結んだ際、取引はモルガン・スタンレーのプラットフォームで行われた。 モルガン・スタンレーの強さはよく知られ、米配車サービス大手ウーバー・テクノロジーズのIPOを獲得するためベテランのディールメーカーが同社の運転手としてアルバイトしていた話はウォール街の伝説となっている。 だが、モルガン・スタンレーとOpenAIの関係は、銀行がシリコンバレーに根を張る、もう一つのやり方を示している。 モルガン・スタンレーのマンデル・クロウリー最高顧客責任者は「成長期にある法人組織を運営しているのは極めて洗練された人々で、将来的なIPOを視野に入れている。」 テクノロジー企業との取引強化に投資するJPモルガン・チェースも、この競争に食い込もうとしている。
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