ユーロ圏民間部門の経済活動は2月もほぼ拡大せず、停滞から抜け出せないとの懸念があらためて強まった。
S&Pグローバルが21日に発表した2月のHCOB総合購買担当者指数(PMI)速報値は50.2と、前月から変わらず。拡大と縮小の境目を示す50をわずかに上回った。アナリスト予想では2月は50.5が見込まれていた。
HCOB(ハンブルク商業銀行)のチーフエコノミスト、サイラス・デラルビア氏は「あまり目立たないサービス部門の成長が、製造業部門の緩やかな縮小をちょうど補っている」と述べた。
ユーロ圏のPMIは昨年6月から50前後で推移している。欧州中央銀行(ECB)による一連の利下げで景気低迷は回避しているが、インフレ率が年内に2%へと低下する可能性が高い中でも、消費者需要や企業投資の回復はまだ見られない。
S&Pグローバル フランスのPMIは2月に44.5と、予想外に落ち込み、2023年以来の低水準となった。長引く政局の混迷が重しとなった。前月は47.6。市場予想では48への上昇が見込まれていた。2月のPMIはアナリスト15人全員の予想を下回った。
今週末に選挙を控えるドイツのPMIは51と、前月の50.5から上昇し、アナリスト予想の50.8も上回った。製造業がやや改善した。
原題:
Euro-Zone Private Sector Barely Grows With Germany Offering Hope
Germany’s Private-Sector Activity Improves Ahead of Election
French Business Activity Unexpectedly Sinks to Lowest Since 2023
(抜粋)
(最終2段落を加えます)





