大手米銀のトレーディング好調、ボラティリティーが思わぬ追い風に
記事を要約すると以下のとおり。
市場のボラティリティー(変動性)が新型コロナウイルス禍のピーク期以来最も高まった7-9月(第3四半期)は、ウォール街の金融機関のトレーディングデスクに思わぬ好業績をもたらした。S&P500種株価指数は高値から一時8.5%下落し、シカゴ・オプション取引所(CBOE)のボラティリティー指数(VIX)は15日の決算発表に関する電話会見で、「不確実性に満ちた環境だと述べ、顧客は「絶えず取引を行いポジションを調整する必要があり、その結果、世界規模で非常に活発な取引が続いている」と説明した。ABouncebackYearforBanks'WallStreetUnitsThebiggestfirms'nine-monthrevenuetotalsarethehighestsince2021Source:BloombergIntelligenceandcompanyfilingsNote:CombinedrevenueforunitsofJPMorgan,GoldmanSachs,CitigroupandBankofAmerica. 9月の業界会議で大手行の経営幹部から期待値を下げるような発言が相次いだ後だけに、トレーディング収入は12%増加した。市場部門を率いるジム・デマーレ氏は、株式トレーディング収入が急増した一因として、指数と個別株デスクの伸びに言及。 モルガン・スタンレーは16日に7-9月期決算を発表する。
[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース 大手米銀のトレーディング好調、ボラティリティーが思わぬ追い風に