超長期債に吹く三つの逆風-財政拡張と円安リスク、利上げ待ちの生保
記事を要約すると以下のとおり。
財政、金融政策に敏感に反応する超長期債が逆風にさらされている。先の衆議院選挙で自公連立政権が過半数割れとなり、減税を主張する野党が発言力を増したことが背景だ。 少数与党となった自民党は、財政拡張を主張する国民民主党や日本維新の会などとの部分連合を模索するとみられている。「日本国債格下げのリスクもある」とし、債券市場の反応はまだ鈍いと語る。関連記事:植田日銀総裁、利上げは来年1月と予想しつつ、米大統領選などを経て一段と円安が進んで12月の公社債店頭売買高によると、生損保の超長期債の買越額は2401億円。前年度平均を下回るペースだ。下期は利上げの織り込みが進み、金利水準が「良いところではしっかり買い入れ、低い場合は少し見送る」と話した。
[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース 超長期債に吹く三つの逆風-財政拡張と円安リスク、利上げ待ちの生保