欧州中央銀行(ECB)は金利が経済活動を抑制も刺激もしない中立の水準に達するまで、各会合で利下げをすべきだと、政策委員会メンバーのストゥルナラス・ギリシャ中銀総裁が述べた。
ストゥルナラス氏は「インフレと実体経済の現在の動向から見て、いわゆる中立金利に達するまで、今から各会合で利下げを行うべきだと私は考える」と21日のブルームバーグテレビジョンとのインタビューで語った。中立金利は「曖昧な概念だが、推定では2%程度だ」と付け加えた。
12月に今年4回目となる利下げを実施し中銀預金金利を0.25ポイイント引き下げ3%にすることは「現時点では正しい対応」だとした上で、0.5ポイントの利下げが除外されるかどうかについてはどちらとも「言えない」と述べた。
「まだ他の面での議論の材料が出ていない。市場がどう反応するか、米連邦準備制度理事会(FRB)がどうするかが分からない」とストゥルナラス氏は語った。
Source: Bloomberg Economics ECBが今年最後の政策決定に向かう中、投資家やアナリスト0.25ポイントの追加利下げが最も可能性の高いシナリオだと考えている。
Yannis Stournaras on Nov. 21.
Photographer: Betty Laura Zapata/Bloomberg 大半の予想では2025年も利下げが続くとみられているが、ドナルド・トランプ氏がホワイトハウスに復帰した後、こうした考えにどのような影響があるかはまだ分からない。特に、主要貿易相手国に課税するトランプ氏の計画を踏まえると、その影響は大きい。
デギンドスECB副総裁は20日ブルームバーグテレビジョンの取材に対し、今後数カ月から数四半期にわたって金利がさらに引き下げられることは「明白」なものの、現在の高い不確実性により当局は慎重になるべきだと述べた。
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原題:
ECB Should Cut Each Meeting Until It Reaches 2%, Stournaras Says(抜粋)




