「中国製造2025」の後継計画、習指導部が検討-製造業重視変わらず
記事を要約すると以下のとおり。
中国政府は、高性能テクノロジー製品の生産拡大に向けた新たな国家戦略を検討している。 今後10年間の計画では、半導体製造装置などのテクノロジーが優先分野となる方向で、欧米諸国からの批判を避けるため、中国製造2025と似た名称の使用は控える可能性もあると、関係者のうち1人によれば、これとは別に来年から始まる第15次5カ年計画を準備している当局者も、国内総生産(GDP)に占める製造業の割合を中長期的に安定させることを目指す。 この関係者の1人は述べた。 経済政策全般の立案を担う国家発展改革委員会(発改委)は、一連の計画に関するブルームバーグの問い合わせに返答を控えた。 トランプ政権は中国に対し、消費主導型経済への転換を促すとともに、輸出規制や関税を用いて「戦略的デカップリング(切り離し)」に着手しており、鉄鋼や医薬品、半導体といった分野での米国の自立を目指している。 だが、当局の戦略が奏功しているという自信を強める材料となっている。一方、製造業を含めた投資もほぼ40%に達しており、米国の約2倍に達し、世界的にも高い水準となっている。
[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース 「中国製造2025」の後継計画、習指導部が検討-製造業重視変わらず