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【コラム】サブプライム破綻、影響の連鎖拡大に警戒が必要-デービス

記事を要約すると以下のとおり。

米サブプライム(信用力の低い個人向け)消費者ローンの投資家が神経質になるのは当然だ。
さらに経営難に陥っていた自動車部品のファースト・ブランズ、連邦破産法11条の適用申請を行った。
過度な借り手に特化していた。
同社の破綻は、低所得世帯の経済的逼迫(ひっぱく)やトランプ大統領が推進する強制送還の影響という問題を突き付ける。
800万人を上回る不法滞在者の多くは、生活のために乗用車やバンに依存し、職を離れれば手放す公算が大きい。
 同社はABSの十分な裏付けとなる融資プールを毎回用意していたが、異なる貸し手や与信枠に同一の担保が設定されていたとすれば、米銀JPモルガン・チェースとフィフス・サード・バンコープ、英銀バークレイズは多額の損失を被る恐れがある。
これはコロナ禍の2020年初めと同水準で、10年末の5.3%に迫る。
延滞が90日を超えるクレジットカード残高の割合は12%を突破した。
   プライベートクレジットのようなリスクの高い企業債務やサブプライム融資にとって、保有者と資金的裏付けが今回は救いとなる。
 そのような違いがあるにせよ、先行きは不安だ。
しかし減速しつつある景気に波及効果をもたらし、企業であれ家計であれ、さらに多くの借り手を苦しめることもあり得る。
(ポール・デービス氏はブルームバーグ・オピニオンのコラムニストです。

[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース 【コラム】サブプライム破綻、影響の連鎖拡大に警戒が必要-デービス

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