【日本市況】債券が下落、日銀利上げと財政拡大を警戒－日経平均上昇

3日の日本市場は債券が下落（金利は上昇）。
三井住友トラスト・アセットマネジメントの稲留克俊シニアストラテジストは、債券市場は日銀が今月利上げを行うことをおおむね織り込んだが、財政拡張懸念に加え、日銀の利上げ到達点を巡る不透明感から金利にはなお上昇余地があると指摘。
ただし、財政への警戒で無難な結果になっても金利先高観は残るとも話した。
ソフトバンクグループや住友電気工業など人工知能（AI）・データセンター関連株も高い。
月次の既存店売上高が減ったニトリホールディングスや良品計画など小売りも下げている。
為替　　外国為替市場の円相場は対ドルで一時155円60銭台とやや強含みで推移。
一方、来週の連邦公開市場委員会（FOMC）での米利下げ論議にも影響ビットコイン9万ドル台回復、市場に不安定さ残る－投資家は慎重姿勢ドル安圧力強まる、関税巡る判断・FRB人事・日銀利上げの「三重苦」—取材協力ShikharBalwani。