3日の日本市場は債券が上昇した。
大きいと不調を示すテール(落札価格の最低と平均の差)も1銭と、前回(18銭)から大きく縮小した。
10年債入札が波乱なく消化され、次の焦点は5日の30年利付国債入札に移った。
ただ田氏は、5日に30年債入札を控えているほか、日本銀行の国債買い入れ減額の方針は変わらないとみられ、「金利は低下しにくいとの認識も示した。」
関連記事:植田日銀総裁、経済・物価の見通しが実現していけば利上げを継続 SBIリクイディティ・マーケットの上田真理人金融市場調査部長は「植田総裁のハト派発言を受け、日銀の利上げはやはり難しいとの見方が強まった」と見る。
トランプ米大統領はTACO(TrumpAlwaysChickensOut(トランプはいつも尻込みする)」とやゆされるように、高い関税率を表明してもすぐに引っ込めると見透かされ、「リスクオフ一辺倒にはなっていないと指摘した。
米国と中国の電話首脳会談の可能性が浮上し、米中貿易摩擦の緩和期待が広がったことや為替の円高一服はプラス要因となった半面、日米貿易交渉の行方など先行き不透明感も根強く、上値を買い上げる動きに乏しい。
これに対し医薬品や電気・ガス株などディフェンシブセクターは安く、建設や不動産、銀行株も下げ、TOPIX構成銘柄は値下がり銘柄の方が多い。
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【日本市況】債券は上昇、10年債入札が予想上回る結果に-円は下落
記事を要約すると以下のとおり。
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