【日本市況】株反落、対中規制やＡＩ需要を懸念－円小幅高、債券上昇

25日の日本市場は株式が反落。
関連記事：トランプ米政権、日蘭に対中半導体規制強化で圧力－東エレク株下落　　株式相場は米国の対中規制に関する報道について、26日に予定されている米エヌビディアの決算を前に「中国へのエクスポージャーが高い日本の半導体関連株を売却する理由になる」と述べた。
外国為替市場の円高傾向を背景に機械など輸出関連株に採算悪化を警戒した売りも出た。
　Ｔ＆Ｄアセットマネジメントの浪岡宏チーフ・ストラテジストは、マイクロソフトの話もＡＩ分野の見通しに対する懸念をあおり、ハイテクや電線株の重しになったと話した。
  為替　　東京外国為替市場の円相場は1ドル＝149円台後半で推移。
米長期金利が連日で低下したほか、日本銀行の植田和男総裁による21日の国債買い入れ増額発言を受けて相場が反転した流れを引き継ぎ、買いが先行した。
もっとも、債券相場は米金利低下や植田総裁の発言を受けた買い戻しの動きが既に出ていたので相場への影響は限定的だったという。
新発国債利回り（午後3時時点） 2年債5年債10年債20年債30年債40年債 0.795％1.5bp-3.0bp  この記事は一部にブルームバーグ・オートメーションを利用しています。