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【米国市況】エヌビディア決算警戒で株安-円下落、一時155円70銭台

記事を要約すると以下のとおり。

18日のS&P500種株価指数は4営業日続落し、8月以来の長期下落局面となった。
 こうしたなか、マイクロソフトとエヌビディアはAI開発企業アンソロピックに投資  カーソン・グループのソヌ・バーギーズ氏は「問題はいまがバブルかどうかではない」とし、「本当の焦点は、AI関連投資の流れがどれほど長く続くのか、そして終息時にどの程度の反動が生じるのかという点だと語った。
 JPモルガン・チェースのダニエル・ピント副会長は、活況に沸くAI関連銘柄のバリュエーションは見直されるべき時期に来ていると指摘。
 バンク・オブ・アメリカ(BofA)の月次調査によると、投資家の現金保有比率は節目として意識される水準を下回り、株式市場にいわゆる売りシグナルが点灯した。
現在のポジションはリスク資産にとって追い風ではなく逆風だとの見方を示した。
「その結果は米国市場のみならず、世界の株式市場全体に波及しかねない。」
 メイン・ストリート・リサーチのジェームズ・デマート氏は、エヌビディア株がここ数日間で一定の調整を経たため、市場の期待値はやや下がったとみている。
 投資家はこれまで、下落局面で積極的に買いを入れる姿勢を維持してきた。
FRBがどの程度のペースで緩和を進めるか占う上で、重要な経済指標の発表が続く。
継続受給者数は195万7000人から若干増加した。
販売促進の動きは広がっているものの、慎重な購入希望者を引きつけるのが厳しい状況がうかがえる。
対ユーロでは1ユーロ=180円29銭まで下落。
米連邦準備制度理事会(FRB)がパウエル議長の後任決定後、一段と金融緩和に積極的になる可能性がドルに下押し圧力をかけるとの見方が背景にある。
同調査では、約170人のファンドマネジャーのうち約3分の1が、来年は円が注目を集めたのは特筆すべきだ。
関連記事:円に強気見通し広がる、投資家の2026年トップ通貨に浮上-BofA調査    フランクリン・テンプルトン・インスティテュートは、ドル安基調が来年も続くと予想している。
株式相場下落や米雇用市場の軟化を示す新たな兆候が意識された。
金利スワップ市場では、12月の利下げ確率は50%未満に低下している。
ただ同氏は、12月会合で金利が据え置かれたとしても、1月には利下げが行われるとみている。
欧州連合(EU)のカラス外交安全保障上級代表兼副委員長がロシアに関して強硬な発言をし、対ロ制裁が強化されるとの見方が強まっており、この発言が材料視された。
 ロシアの石油大手2社との取引を停止するよう米国が定めた期限は、数日後に迫っている。
関連記事:ロシア原油価格が急落、2年半ぶり安値-主要石油2社への米制裁が圧迫  ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物12月限は、前日比83セント(1.4%)高の1バレル=60.74ドルで終了。
金融市場全体が神経質な動きとなる中で、逃避先資産として買われた。
関連記事:中国、9月に準備資産として金15トンを購入したもよう-ゴールドマン  金スポット相場はニューヨーク時間午後2時31分現在、前日比32.56ドル(0.8%)高の1オンス=4077.52ドル。

[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース 【米国市況】エヌビディア決算警戒で株安-円下落、一時155円70銭台

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