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【米国市況】S&P最高値・債券安、雇用統計上振れ-ドル145円付近

記事を要約すると以下のとおり。

また失業率は4.1%に低下(3)  S&P500は0.8と、わずかな業況拡大を示した。
ダウ工業株30種平均も0.8%値上がり。
 ミラー・タバクのチーフ市場ストラテジスト、マット・メイリー氏は「経済にとっては朗報だが、7月の利下げを期待していた向きには悪いニュースだ」と述べた。
「FOMCの判断は、ややずれているように思える」と述べた。
だが、トランプ大統領が前日発表したベトナムとの合意には、同国経由の迂回(うかい)輸出に対する40%の関税が含まれており、中国による報復措置を招くリスクがあるとブルームバーグ・エコノミクス(BE)では分析している。
同社のチーフ投資ストラテジスト、サム・ストーバル氏は「足元の19%近い調整からの持ち直しと、第2次世界大戦以降に調整局面後の上昇率が平均10%である点に後押しされている」と述べた。
関連記事:米が中国向け半導体設計ソフト輸出規制撤回-貿易枠組み合意の実行国債   米国債は急落。
10年債利回りも7bp上昇し4.35%をつけた。
発表前は約25%の確率が織り込まれていた。
「FRBが動くかどうかは雇用次第」だが、今回の統計でパウエル議長は利下げに向けて様子見の姿勢を取るとの見方を示した。
「民間雇用は下振れした。」
雇用統計の上振れで国債利回りが上昇し、利下げ観測が後退したことが背景にある。
 円は対ドルで下げを拡大。
円はユーロに対しても売られた。
 クレディ・アグリコルCIBのG10為替調査・戦略責任者、バレンティン・マリノフ氏は雇用統計について「ドルの強気派にとっては安心材料だ」と指摘。
雇用の伸びは州・地方政府部門に集中している。
 一方、ポンドは対ドルで上昇し、主要通貨の大半をアウトパフォームした。
米国がイランとの核協議再開を計画しているとするアクシオスの報道を受けて、中東情勢が再び緊迫化するリスクは後退したとの見方が広がった。
関連記事:イラン外相、IAEAとの対話継続を表明-査察再開につながる可能性がある。
 しかしシティグループによれば、原油価格が1バレル=50ドル台に下落した場合、OPECプラスはこうした加速的な増産方針を撤回する可能性もある。
 ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物8月限は0.4%安の68.80ドル。
    市場では米財政赤字を巡る懸念もくすぶっている。
 金スポット価格はニューヨーク時間午後2時27分現在、前日比28.37ドル(0.8%)安の3342.90ドルで終了した。

[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース 【米国市況】S&P最高値・債券安、雇用統計上振れ-ドル145円付近

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