中国の
アリババグループ・ホールディングが15日に発表した7-9月期(第2四半期)決算は、国際部門やクラウド部門を含む事業が堅調で、低迷する中国国内の商取引事業の低迷をいくらか相殺する結果となった。
全体の売上高は前年同期比約5%増。主力の国内電子商取引事業の増収率は1%にとどまり、アナリスト予想をわずかに下回った。消費者の低調な購買意欲を反映した。しかし、オンラインモールの
ラザダやアリエクスプレスなどを含む国際事業部門は、売上高を35%伸ばし、他の全部門を上回った。クラウド部門も増収率が7%余りに加速し、一時は国内のライバルに奪われた市場シェアを取り戻し始めている。
同日発表された中国の10月の
小売売上高は、伸び率が8カ月ぶりの大きさとなった。中国経済に明るい兆しが見られることは、呉泳銘(エディ・ウー)最高経営責任者(CEO)のもとで1年以上経営再建に取り組んでいるアリババにとっては追い風だ。
以前は中国全土のオンライン商取引をほぼ独占していた同社は、政府主導の独占禁止法に基づく取り締まりで、成長を取り戻すのに苦戦している。一方で、ネット通販「Temu(ティームー)」を持つ
PDDホールディングスなどライバル企業が勢力を伸ばした。
呉氏は15日、
テンセント・ホールディングス(騰訊)と
中国JDドットコム(京東)といった同業者たちの声に呼応するかのように、中国政府が消費活性化のためにさらなる景気刺激策を打ち出すことを期待していると述べた。ただ、他と同様に、呉氏も景気回復の時期を予測することは避けた。
呉氏はアナリストとの電話会議で「私達は政府のマクロ経済刺激策に楽観的であり、長期的な経済への好影響を確信している」と語った。
China's Economy Stabilizes After Stimulus
Consumption growth hits eight-month high as factory output rises a tad slower
Source: China's National Bureau of Statistics
Note: Source combines Jan. and Feb. data.
原題:
Alibaba’s Sluggish Growth in China Commerce Drags Down Results(抜粋)






