イングランド銀、英国債売却ペースを10月から減速検討-ベイリー総裁
記事を要約すると以下のとおり。
イングランド銀行(英中央銀行)は、今後1年間の英国債の縮小ペースを、現在の年間1000億ポンド(約19兆7000億円)から減らす可能性を検討している。 また、最近のイールドカーブのスティープ化は、「今後1年の適切なプログラムをどう判断するかという意味で、当然ながら注視すべき事象だと述べた。」2025年10月からの1年間の方針については、今後数週間のうちに決定され、9月のMPCの際に正式発表される予定だ。 イングランド銀行は2009-21年、金融危機とパンデミック後の不況やデフレを防ぐために英国債の処分をさらに進めようとしている。長期債の需要が低調な中では、流動性の問題を引き起こす可能性もある。 ベイリー氏は、最近インフレ率が、イングランド銀行の目標とする2%を上回ったことについて、持続的なものではないとの見方を示した。金利の方向性は今後も下向きになると考えていると語った。
[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース イングランド銀、英国債売却ペースを10月から減速検討-ベイリー総裁