エジプトに資源国マネー、中東カタールが5000億円超の観光投資検討
記事を要約すると以下のとおり。
エジプト北部の地中海沿岸で検討されている観光プロジェクトを巡り、中東
カタールが35億ドル(約5080億円)を投資する方向で協議に入っている。エジプト北部の地中海沿岸Source:XinhuaNewsAgency/GettyImages 昨年には、アラブ首長国連邦(UAE)がエジプトに350億ドルを投資することで合意。 さらに、イスラエルとイランの衝突でエジプトには新たな圧力が加わる恐れがあり、外国からの安定的な投資確保が一段と重要になっている。 また、イスラエルからの天然ガス輸入が一時停止したことで、エジプトは一部産業向けの供給を取りやめ、発電所では停電を避けるため、ディーゼル燃料への切り替えを余儀なくされた。 エジプトとカタールの当局者にコメントを求めたが、返答がなかった。エジプト政府は輸入依存型の経済規模を誇るサウジアラビアはこうした流れに加わる用意ができていないようだ。 事情に詳しい複数の関係者によれば、サウジとの取引は視野に入っておらず、年内に動きがある可能性は低いという。
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