エヌビディア株4%高、堅調な売上高予想示す－AIバブル懸念払拭に寄与

米半導体大手 エヌビディアは市場予想を上回る好調な売上高見通しを発表した。
市場ではこうした高額なAI関連設備への過剰投資は持続不可能だとの懸念が強まっていた。
　　　決算発表を受け、同社株は引け後の時間外取引で約4%上昇。
ネオクラウド事業者のコアウィーブが10％余り上昇したほか、同業のネビウスも8％超上げた。
ザックス・インベストメントはエヌビディア株を保有している。
　同氏は先月、同社が最新チップで5000億ドルの売り上げを生み出す軌道にあると表明。
　8－10月（第3四半期）の売上高は512億ドルと市場予想の493億ドル、1.30ドルだった。
一方、かつて主力だったゲームPC向け半導体の売上高は43億ドルをわずかに下回った。
通期の純利益はインテルとアドバンスト・マイクロ・デバイセズ（AMD）の売上高を合わせた額を上回る勢いだ。
フアン氏は規制撤廃を米政府に働きかけており、国家安全保障上の目的に反して逆効果だと主張しているが、エヌビディアのAI半導体「ブラックウェル」について、サウジアラビアのヒューメインおよびアラブ首長国連邦（UAE）のG42への輸出を許可したと発表した。
承認は「厳格な安全保障および報告要件」を満たすことが条件と説明した。