クシュタール、自らの事業悪化と株価下落足かせに-セブン買収断念
記事を要約すると以下のとおり。
カナダのコンビニエンスストア大手、
アリマンタシォン・クシュタールは16日、日本の
セブン&アイ・ホールディングスに対する買収提案を断念した。 だが、時間の経過とともに、交渉妥結の可能性は次第に低くなっていった。セブン&アイは発表した声明で、クシュタールによる提案の撤回について「失望しているが、驚きはない」と述べ、クシュタールが撤回-株価大幅安 クシュタールの株価が年初から14%下落する難しい局面にある中、長引く買収交渉は状況をさらに複雑にした。米国店舗での消費額の減少が投資家の懸念を呼び、インフレと需要低迷は、セブン&アイの北米店舗にも影響した。 スティーフルのアナリスト、マーティン・ランドリー氏は「この大型取引に伴う圧迫材料や不確実性、リスクが取り除かれるため、クシュタールの買収断念の決定は、投資家に歓迎されるだろう」と述べ、同社の株価が持続的に上昇するためには、「1株当たり利益の成長が必要だと指摘した。 2016年にブシャール氏は「彼は忍耐強いことで知られているが、ここまで非協力的な相手と交渉することはほとんどなかった」と語る。 ブシャール氏は2005年頃にも、セブン&アイの米国事業の買収を模索し、初期的な働きかけをしていたが、伝記によるとこの提案はすぐに拒否された。 今後の買収は、セブン&アイのような巨大案件より控えめな規模になると見られている。「我々のロゴはフクロウだ。」
[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース クシュタール、自らの事業悪化と株価下落足かせに-セブン買収断念