ゴールドマン・サックス・グループのアジア太平洋地域(日本除く)社長のケビン・スニーダー氏は、中国株に対する楽観的な見方を示し、香港とインドでの人員採用を進めていることを明らかにした。
同氏は3日ブルームバーグテレビジョンとのインタビューで、「顧客や投資家から聞こえてくるのは、中国株式市場に対するセンチメントが改善したという声だ。中国には依然として多くの課題があるが、今回の株式相場上昇には持続力があるとみている」と語った。
中国経済の低迷が続く中でも、同国株は上昇基調にある。代表的な株価指数であるCSI300指数は7月末以降で約10%上昇しており、同期間のMSCIオールカントリー・ワールド指数の1.6%上昇を大きく上回っている。人工知能(AI)分野での中国の進展や、過剰生産能力の削減に向けた取り組みが成長回復への期待を高め、株高を後押ししている。
中国当局が大規模な景気刺激策を打ち出すかどうかを顧客は見極めようとしていると1月に述べていたスニーダー氏は、長期投資家は依然として政策見通しについて明確さを求めているとする一方で、ヘッジファンドによる中国への資金流入は改善していると指摘した。また、株価上昇の「大きな原動力」は、余剰貯蓄を抱える中国の個人投資家だとも述べた。
ゴールドマンはインドでの採用にも注力しており、ムンバイの新オフィスを中心に、ハイデラバードやバンガロールでも人員を増やしているという。香港オフィスでも、案件のパイプラインが堅調であることから採用を進めているとスニーダー氏は述べた。
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原題:
Goldman’s Top Asia Banker Says China Stock Rally Has Room to Run(抜粋)







