韓国の
サムスン電子の1ー3月(第1四半期)の営業利益が市場予想を上回った。スマートフォン「Galaxy S25」やDRAM半導体メモリーの好調が、米国の関税や半導体輸出制限を巡る懸念を和らげるのに寄与した。発表を受け、サムスンの株価は急伸した。
サムスンの業績は、中国の販売業者や製造業者による在庫の積み増しによって支えられた。トランプ米大統領が貿易相手国に対し関税を発動する前に、これらが業者が電子部品の確保を急いだためだ。同社の高密度DRAMを搭載するサーバーへの需要も利益を押し上げた。ただ、スマートフォンと人工知能(AI)関連部品の見通しについては、ここ1週間で不透明さが増している。
サムスン株は午前中の取引で一時4%上昇。競合する
SKハイニックスも一時5%高となった。
サムスンの「Galaxy S25 Ultra」
Photographer: Angel Garcia/Bloomberg 同四半期の営業利益(暫定値)は約6兆6000億ウォン(約6600億円)と前年同期とほぼ同水準で、アナリスト予想の平均5兆7400億ウォンを上回った。売上高は約10%増の79兆ウォンだった。純利益や事業部門ごとの業績などの詳細の決算発表は、月内に行われる予定。
今後の注目は、サムスンが向こう数カ月間の主要顧客との半導体価格交渉で、より高い価格を確保できるかどうかだと、CLSAセキュリティーズ・コリアのサンジーブ・ラナ氏はブルームバーグテレビジョンに語った。
スマートフォン事業の好調は、重要な高帯域幅メモリー事業で課題に直面する同社にとって不安を和らげる材料となる。同社先端のHBMメモリーで
エヌビディアの承認を得るのに苦闘。AIアクセラレーターに関連する有望な市場で、競合の
SKハイニックスに後れを取っていた。
原題:
Samsung Shares Jump After Profit Gets Boost From New Galaxy S25(抜粋)





