米
ジェフリーズ・ファイナンシャル・グループの3-5月(第2四半期)決算は減益となった。経済・地政学的な混乱によって活動が抑制される中、投資銀行および資本市場部門の減収が響いた。
25日の発表資料によれば、3-5月期の収入は1.3%減の16億3000万ドル(約2360億円)。落ち込みが目立ったのは株式引き受けと債券資本市場業務で、いずれもトレーディングやディールが上向いていた前年同期から減少した。
利益は前年同期比約40%減の8800万ドル(1株当たり40セント)。
ブライアン・フリードマン社長はインタビューで「不確実性の高まりによって、ディールの形成と進捗(しんちょく)および資金調達全般が減速した」と説明。2025年初頭について「米国の新政権への適応と移行の局面だったほか、地政学的懸念が続く時期だった」と振り返った。
今回の決算は、トランプ米大統領の関税措置が定着し、地政学的な混乱が強まる中、ウォール街がどのように乗り切ったかが垣間見える内容となった。来月発表予定の米銀大手の第2四半期決算でも、投資銀行部門の減収が示される可能性が示唆された。
ただ、ジェフリーズは年後半については楽観的な見方を示した。リッチ・ハンドラー最高経営責任者(CEO)とフリードマン社長は発表資料で、全体的に活動水準が改善していることや、「資本形成や戦略的機会、取引ニーズに関して、顧客との協議が活発に行われている」ことを理由に挙げた。
3-5月期の投資銀行部門の収入は前年同期比2.7%減の7億6630万ドル。資本市場部門の収入は7億420万ドルと、前年同期から1%未満の減少となった。資産運用部門の収入も1億5460万ドルと、前年同期の1億5650万ドルから減少した。
25日の米株式市場引け後の時間外取引で、ジェフリーズの株価はニューヨーク時間午後4時21分(日本時間26日午前5時21分)時点で2.6%安。年初から同日の通常取引終了までは29%下落している。
原題:
Jefferies Profit Slumps as Geopolitical Upheaval Hurts Deals(抜粋)
(決算の詳細や社長のコメント、株価などを追加して更新します)






