トランプ氏、アジア歴訪で重要鉱物合意の締結目指す－中国習氏に圧力

トランプ米大統領はアジア歴訪に当たり、貿易相手との間で経済協定や重要鉱物に関する合意を締結することを目指す。
大統領の出発に先立ち、米政府高官が24日に記者団に説明した。
行程の締めくくりとしてトランプ、習両氏の会談が予定されており、世界の2大経済大国の首脳が関税や輸出規制を巡る対立の解消を図る機会となる見通しだ。
中国は米国との間で繰り広げる報復的な貿易規制の一環として、レアアースやその他の重要鉱物の輸出規制を一段と強化した。
　トランプ氏はまた、米産業を保護するため、重要鉱物の採掘や精製の代替供給源を確保する動きも進めている。
米政府は24日、トランプ政権1期目に結んだ第1段階の貿易合意を中国が順守しているかどうか、調査すると発表した。
関連記事：トランプ大統領、目指すは短期的成果か－中国習主席との首脳会談　　トランプ氏は今回の歴訪で、高市早苗首相や韓国の李在明大統領との個別会談も予定している。