30日の金融市場でトルコ資産が上昇。最大野党に新たな指導者の選出を迫りかねない裁判が延期され、政治的な不確実性の高まりを懸念した市場参加者に一時的な安心感が広がった。
この裁判は、共和人民党(CHP)が2023年に開いた党大会でオズギュル・オゼル氏を党首に選出した際に不正があったとの疑いを巡るもので、審理は9月8日に延期された。
裁判延期を受け、トルコリラ、株式、債券はいずれも上昇。イスタンブール時間午前11時45分時点で、リラは対ドルで0.3%高の39.80リラ。主要株価指数であるイスタンブール100指数は一時3%高まで買い進まれた。トルコ10年債利回り、5年物クレジット・デフォルト・スワップ(CDS)はいずれも低下した。
マネックス・ヨーロッパのマクロ分析責任者ニック・リース氏は「今回は『何もないことが朗報』という状況のようで、裁判延期を受けてリラが好意的に反応している」と述べた。
原題:
Turkish Assets Rally After Court Adjourns Opposition Trial (1)
(抜粋)





