27日の債券相場は上昇が予想される。米国の長期金利が低下した流れを引き継ぐ。朝方に発表される物価指標が下げ圧力になる可能性はある。
東海東京証券の佐野一彦チーフ債券ストラテジストは、先物夜間取引が下落した流れを受けて安く始まった後、米金利の低下を背景に反発に転じるとみる。米連邦準備制度理事会(FRB)の利下げが市場のテーマになりつつあり、米国内総生産(GDP)の
下方修正などが円債市場にポジティブに働きそうだと言う。
総務省が27日に発表する6月の東京都区部の消費者物価指数(CPI)は、生鮮食品を除くコア指数が前年比3.3%上昇と引き続き3%超の高い伸びが見込まれている。佐野氏は「予想比で上振れた場合、ネガティブに反応する可能性が高い」とみる。
同氏の新発10年物国債利回りの予想レンジは1.39-1.425%(26日は1.415%で終了)、先物中心限月9月物は139円07銭-139円46銭(同139円21銭)。
先物夜間取引で9月物は26日の日中取引終値比10銭安の139円11銭で終えた。26日の米10年国債利回りは前日比5ベーシスポイント(bp)低下の4.24%程度で引けた。
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