デンマークのエネルギー企業
オーステッドの株価が25日のコペンハーゲン市場で、一時19%安となり上場来安値を記録した。トランプ米政権が、完成間近の洋上風力発電所の建設停止を命じた。
オーステッドは投資家に対して、危機管理を行っていると説明し、600億デンマーククローネ(約1兆3900億円)を調達する予定のライツイシュー(株主割当増資の一種)も実施すると強調したが、市場の不安は拭えなかった。
建設停止命令は22日に出された。対象となったのは「レボリューション・ウインド」と呼ばれるプロジェクト。ジェフリーズ・インターナショナルの試算によれば、総工費は40億ドル(約5900億円)に上る。
今回の命令は、オーステッドにとって一連の悪材料の最新例で、同社の信用格付けはすでに投資適格級の下限に引き下げられている。
投資家は、オーステッドが米政府との合意にこぎ着けられるのか、それにどれほどの時間がかかるのか、あるいはプロジェクトを断念する場合にどの程度の損失が発生するのかを見極めようとしている。この不透明感が、ライツイシューに対する投資家の見方を損なう可能性がある。
原題:
Orsted Plunges to Record Low After Trump Order to Halt Wind Farm (抜粋)







