ブリヂストン、米国の需要減速とサイバー攻撃で下期に逆風-石橋CEO
記事を要約すると以下のとおり。
ブリヂストンは米国事業への逆風の強まりを受け、2025年下期の収益環境はさらに悪化すると見込んでいる。石橋秀一グローバルCEO(6日・都内)Photographer:ShokoTakayasu/Bloomberg 北米事業の苦境はトラックメーカー各社が、設備投資の弱さや関税など貿易構造の変化を受けて、生産計画を縮小していることが背景にある。米関税負担とサイバー攻撃 ブリヂストンは8月、米国の関税措置による直接的影響が年間250億円程度、米景気減退などによる間接的影響が100億円程度と試算。しかし、石橋氏は通期業績計画は維持し、利益目標の達成を目指す考えだ。固定費の削減と効率化に向けタイヤ工場など老朽設備の統合を進めるという。第2四半期以降、乗用車やトラック向けのファイアストンタイヤの販売は、新製品の投入を追い風に増加しており、この傾向は来年も続く見込みだという。 長期的な目標値は変わっていないという石橋氏。
[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース ブリヂストン、米国の需要減速とサイバー攻撃で下期に逆風-石橋CEO