プーチン氏が米国を手玉に、会談最大の成果は「協力の正当化」と専門家
記事を要約すると以下のとおり。
ロシアのプーチン大統領は18日のトランプ米大統領との電話会談を利用し、ロシアが米国を文字通り手玉に取れることを示そうとした。動画:プーチン氏は対米関係をウクライナ侵攻から切り離そうとし、トランプ氏Source:Bloomberg カーネギー国際平和財団ロシア・ユーラシアセンターの上級研究員、タチアナ・スタノワヤ氏は、中東を含む国際問題における「米ロ協力の全面的な正当化」だと指摘。ウクライナ政府にはトランプ氏が停戦確保を焦り、ロシア軍が戦闘を継続する一方で、ウクライナへの外国の軍事支援と情報共有の停止を要求した。 ウクライナのゼレンスキー大統領は19日に電話会談へ-米ロ会談後(1) プーチン氏は停戦を求めるトランプ氏に唯一の譲歩として、エネルギーインフラへの攻撃停止で合意した。 ゼレンスキー氏はソーシャルメディアのテレグラムで、ドローン攻撃は「ロシアに圧力をかけ続けなければならない」ことの証明だと主張。ただ、トランプ氏を説得する必要はあるだろうとも、高官は述べた。「われわれはウクライナへの軍事支援を常に継続する」とパレス首相報道官は明言し、「これはあらゆるシナリオで適用されると付け加えた。 双方がエネルギーインフラに対する攻撃回避で合意すれば、春の定期的な修理が始まるロシアの壁に、トランプ氏は突き当たっていると指摘。一方でプーチン氏と「平和協定の多くの要素」を協議したとし、停戦交渉に「速やかに取り組む」と主張した。
[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース プーチン氏が米国を手玉に、会談最大の成果は「協力の正当化」と専門家