ベッセント長官、パウエル議長が今辞任すべき理由見当たらない
記事を要約すると以下のとおり。
ベッセント米財務長官は22日、連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長について、今辞任すべき理由は見当たらないと述べた。 トランプ大統領はかねて、関税によるインフレ再燃への懸念から、政策金利を維持するパウエル氏の政策運営を非難してきた。「パウエル氏はひどい仕事をしてきたが、いずれにせよもうすぐ退任する。」 同じく大統領執務室で行われたイベントに同席していたベッセント長官は、「昨秋の利下げの動きを踏まえれば、FRBは今利下げを行うべきだと述べた。」 FOXビジネスのインタビューでは、「パウエル氏、および同氏の遺産にとって、FRBの非金融政策機能の適正化を図る大きな機会だと、ベッセント氏は指摘。」監視がない場合に起こることであり、予算の制約を受けないためだとベッセント氏は指摘。その結果、支出が大幅に増加したと指摘。不正行為で辞任する必要がある場合を除き、その可能性はあると述べていた。 パウエル氏は先週、パウエル氏のFRB議長としての任期は5月に終了するが、理事としての任期は2028年1月まで残っている。エラリアン氏「辞任すべき」 この日は、かつてパシフィック・インベストメント・マネジメント(PIMCO)の最高経営責任者(CEO)を務めたモハメド・エラリアン氏の発言が市場関係者の注目を集めた。5月までの任期を全うすべきとの意見が主流だとエラリアン氏は述べた。「仮にFRB議長が大統領のいいなりの存在になれば、金融政策におけるFRBの独立性は失われる」と語った。
[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース ベッセント長官、パウエル議長が今辞任すべき理由見当たらない