ホルムズ海峡付近のＵＡＥ沖でタンカー衝突、火災－不正行為疑いなし

アラブ首長国連邦（ＵＡＥ）沖の海域で17日未明、2隻のタンカーが衝突し、火災が発生した。
　衝突したのはアンティグア・バーブーダ船籍の「フロント・イーグル」で、ＵＡＥ北東の港湾都市ホール・ファカーンの東約44キロ地点で事故が起きた。
NationalGuardExecutesEvacuationof24PeoplefromOilTankerFollowingCollisionBetweenTwoShipsintheseaofOmanTheCoastGuardoftheoiltankerADALYNN,…—الحرسالوطني(@Uaengc)June17,2025　　事故現場はホルムズ海峡やペルシャ湾周辺の海域では、各船が発信する航行信号が妨害される「ジャミング（信号妨害）」が増加しており、航行する船舶は警戒を強めている。
　「アデリンの所有者として登録されているオーシャンパック・シップ・マネジメントは、問い合わせの電子メールに返答していない。」
　ホール・ファッカン沖や、近隣の海上要衝であるホルムズ海峡周辺の海域は、世界でも最も混雑する海域の一つで、サウジアラビア、イラク、イラン、アブダビを含むペルシャ湾内の主要な原油・燃料供給地への玄関口として機能している。