ブラジルの砂糖・エタノール大手、
ライゼンSAの株式を巡り、
三菱商事が取得交渉に入ったことが、事情に詳しい関係者らの話で分かった。ライゼンの株主であるコザンSAが交渉を進めている。
交渉はまだ初期段階で三菱商は慎重に検討を進めていると、複数の関係者が匿名を条件に語った。コザンSAと英エネルギー大手
シェルは、ライゼンの急増する債務の圧縮を目的に、約100億レアル(約2700億円)の資金調達を模索しているという。
ライゼンはブラジルの持株会社コザンと
シェルによる合弁企業で、コザンはイタウBBAと、シェルは投資銀行のラザードと、ライゼンはシティグループとそれぞれ契約を結んでいる。
交渉について三菱商、コザン、シェル、ライゼン、イタウ、シティグループはいずれもコメントを控えた。ラザードからはコメントを得られていない。
ライゼンは第1四半期に18億4000万レアルの純損失を計上した。契約更新のための借入負担が収益を圧迫した。今年に入ってから株価は43%下落し、時価総額は128億レアルとなった。
ラファエル・ベルグマン最高財務責任者(CFO)は8月の電話会議で、同社が株主と資本注入について活発に協議を行っていると述べていた。一方、コザンのマルセロ・マルティンス最高経営責任者は、戦略的パートナーを招いて投資してもらうのが「好ましい」と話していた。
原題:
Raizen Owners Said to Be in Talks to Sell Stake to Mitsubishi (抜粋)







