中国は6日、国際金融市場で40億ドル(約6200億円)規模の債券を起債した。米国との貿易摩擦が和らぐ中で投資家の需要を試す形となった
事情に詳しい関係者によると、財政省は期間3年と5年のドル建て債をそれぞれ20億ドル起債した。米国債に対するスプレッドは3年債がゼロ、5年債が2ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)。オーダーブックは1210億ドルを超えたという。調達資金は政府の一般的な使途に充てられる。
関連記事:
中国、ドル建て国債発行へ-香港で最大40億ドル
中国によるドル建て債発行は通常、年1回ペース。今回は上乗せ関税の休止措置延長につながった米中首脳会談を経て、両国の緊張が緩和する中での発行となった。政府は発行を通じ、中国企業の社債発行の指標となる利回り曲線の整備を一段と進める考えだ。
みずほ証券の中国担当シニアエコノミスト、セリーナ・チュウ氏は「これは財政省がベンチマークの債券を定期的に発行することで、ドル債市場で中国勢の発行条件と流動性の改善を図っているにすぎない」と指摘した。
今回のドル建て債について、S&Pグローバル・レーティングによる格付けは「A+」。
原題:
China Sells $4 Billion of Dollar Bonds as US Tensions Ease (3)(抜粋)






