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中国が米国産LNGに関税、他国に供給流れる公算-「切り離し」進む

記事を要約すると以下のとおり。

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米国の追加関税に対して、中国は即座に米国産の液化天然ガス(LNG)に関税を課すという
報復措置をとった。世界最大のLNGの買い手と売り手のデカップリング(切り離し)が急速に進みそうだ。
  トランプ米大統領が中国からの輸入品への追加関税を発動した直後、中国政府は米国産LNGへの15%の関税を発表した。中国は昨年、国内で消費するLNGの約6%を米国から輸入した。
  この動きにより、米国のプロジェクトと長期契約を結んでいる中国バイヤーは、購入したLNGを他国の輸入業者に転売する公算が大きい。中国のLNG輸入業者はすでに、米国からの輸入量の大部分を価格でより魅力的な欧州など他の市場に振り向けている。
  メディアへのコメントが許可されていないとして匿名を希望するトレーダーによると、中国のLNGバイヤーはすでに、アジアや欧州の同業者に対し、米国からの追加出荷分を他地域からのLNGと交換できないか問い合わせているという。

  中国による報復措置の発表を受け、欧州の天然ガスのベンチマークとなる先物価格は4日、一時4.7%下げ、6営業日ぶりに反落。欧州のバイヤー向けの燃料供給が増える可能性が意識された。

More LNG Cargoes Are Arriving at Europe's Shores

Source: Bloomberg

  MSTマーキーのエネルギーアナリスト、サウル・カボニック氏は、LNG貿易の流れの混乱により「どこでも価格が押し上げられる可能性がある。関税は市場に重大な非効率性を生み出し、各地のLNGトレーダーの一部は利益を得ることになるだろう」と述べた。
  激しい貿易摩擦が続く限り、中国企業が米国のプロジェクトと新たな長期契約を結ぶ可能性は低い。LNGプラントの建設にあたり、融資を確保する前に購入者を確定する必要がある米国のLNG輸出業者にとっては逆風となる。
  トランプ氏は、米国が複数の国々に対し大幅な貿易赤字を抱えている点を重大視し、エネルギー大国の立場を利用して不均衡を是正しようという意図を明確にしている。こうした威嚇は中国企業を遠ざける一方で、インドや日本などの一部のバイヤーは米国産ガスの調達拡大に向け
協議に入った。

  中国はトランプ氏の大統領1期目任期中の2018年にも、米国産LNGに追加関税を課した。
原題:
Chinese Tariffs on US LNG Set to Reroute Global Trade Flows (1)、
Europe Gas Prices Fall After China Hits Back Against US Tariffs(抜粋)

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[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース 中国が米国産LNGに関税、他国に供給流れる公算-「切り離し」進む

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