ゴールドマン・サックス・グループは、中国の主要株価指数が2027年末までに30%上昇するとの見通しを示した。市場重視の政策、企業利益の拡大、資金流入の強さが背景にあるとしている。
同社のストラテジスト、キンガー・ラウ氏らは22日付のリポートで「中国株はより持続的な上昇局面に入ったと判断している」と指摘。中国株は変動の少ない上昇に向かっており、「希望から成長へと移行する株式サイクルの転換期を思わせる」と説明した。
ゴールドマンのストラテジストは先月、バリュエーションの割安感や家計・機関投資家による資金配分拡大の可能性を踏まえ、中国株について「押し目買いの姿勢」を取るべきだと助言していた。7月には、米中貿易交渉の進展期待を理由に、MSCI中国指数の今後12カ月の目標値を85から90に
引き上げていた。
同指数は10月初めにその目標値を一時上回ったものの、その後は下落に転じた。人工知能(AI)関連銘柄への期待で続いていた上昇が一服し、6カ月ぶりに月間ベースで下落する見通しとなっている。
投資家は現在、今月開催の第20期中央委員会第4回総会(4中総会)や米中首脳会談の行方に注目しており、株式市場の先行きを占う材料を探っている。
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ゴールドマンによると、さらなる需要刺激策やAI開発を一因とする利益成長、国内外からの堅調な資金流入などが中国株を支える要因になるという。今後3年間で企業利益は12%増加し、株価収益率(PER)は現水準から5-10%上昇する可能性があるとしている。
一方で、10-12月(第4四半期)の景気循環的な減速や関税リスクの再燃が「利益確定売りの口実」として使われる可能性もあると指摘した。ストラテジストらは、これらの問題が深刻化しない限り「投資を維持し、調整局面では買い増す姿勢を取る」と述べた。
原題:
Goldman Sachs Sees 30% Upside for China Stocks Through 2027 (1)(抜粋)




