ニューヨーク時間9日午前の外国為替市場で、円がドルに対して急伸。中国が米国の追加関税に対して報復措置を発表し、安全資産とされる円への逃避買いが膨らんだ。
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円は一時、約1.6%高の1ドル=144円ちょうどまで買われた。これは昨年10月2日以来の高値。米中の貿易戦争激化を受けて市場全般が売り込まれており、質への逃避が進んだ。
円高・ドル安の流れが加速するのに伴い、日本銀行の追加利上げ時期を見直す動きが広がっている。日本銀行の植田和男総裁は9日、経済・物価は見通しにおおむね沿って推移しているが、米関税政策などの「今後の展開を巡る不確実性が高まっている点には十分に注意していく必要がある」と述べた。
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短期金融市場では今月に入り、30ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)の追加利上げが予想されていたが、足元では利上げの一時停止が織り込まれている。円高の影響で日銀の利上げが難しくなるとの見方を反映した。
オプション市場では、1カ月物のリスクリバーサルが309bpに拡大し、8月以来の高水準。投資家が円の一段高から利益を得るポジションの構築を急いでいることを示している。
原題:
Japan’s Yen Hits Six-Month High as Tariffs Drive Haven Demand(抜粋)
(詳細を追加して更新します)






