オプション市場で、円に対する強気姿勢を示す指標が約3年ぶりの低水準に落ち込んでいる。景気刺激策を重視し、金融引き締めには慎重な立場の高市早苗前経済安全保障担当相が自民党総裁に就任したことを受け、円は急落した。
円相場は対ドルで週明けに150円台に下落。15日にも開催される臨時国会で首相指名選挙が行われ、高市氏は
首相に選出される公算が大きい。
ドイツ銀行は6日の顧客向けリポートで、次回の利上げ時期を巡る不透明感が高まっていることから、「円に対するスタンスをニュートラル(中立)に戻す」と
説明。高市氏の勝利を受け、円強気見通しを取り下げ、今回の結果について「市場にとって大きなサプライズだ」と指摘した。
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コールオプション(買う権利)とプットオプション(売る権利)のインプライド・ボラティリティーを比較する指標であるドル・円の1カ月物リスクリバーサルは、3営業日連続でパリティー(等価)に接近。円に対する強気度は、2022年9月以降で最も低い水準となる方向だ。
自民党党首選の前日である3日はマイナス0.71%だったが、6日はマイナス0.36%となり、円高方向を見込むプットの需要が緩んだことを示した。
原題:
Traders Are Least Bullish on Yen Since 2022 After Takaichi Win(抜粋)





