大手米銀のトレーディング好調、ボラティリティーが思わぬ追い風に
記事を要約すると以下のとおり。
市場のボラティリティー(変動性)が新型コロナウイルス禍のピーク期以来最も高まった7-9月(第3四半期)は、ウォール街の金融機関のトレーディングデスクに思わぬ好業績をもたらした。S&P500種株価指数は高値から一時8.5%下落し、最高値を更新した。ABouncebackYearforBanks'WallStreetUnitsThebiggestfirms'nine-monthrevenuetotalsarethehighestsince2021Source:BloombergIntelligenceandcompanyfilingsNote:CombinedrevenueforunitsofJPMorgan,GoldmanSachs,CitigroupandBankofAmerica. 9月の業界会議で大手行の経営幹部から期待値を下げるような発言が相次いだ後だけに、トレーディング収入が前年比10%減少する可能性があると発言していたが、同社の株式トレーディング部門の収入は35億ドル(約5200億円)と、2021年1-3月(第1四半期)以来最高を記録した。市場部門を率いるジム・デマーレ氏は、売買高が増加する中での「株式にとって好ましい投資環境」を指摘した。 モルガン・スタンレーは16日に7-9月期決算を発表する。
[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース 大手米銀のトレーディング好調、ボラティリティーが思わぬ追い風に