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市場が読むポスト石破、高市・小泉両氏軸に織り込み開始-鍵は財政に

記事を要約すると以下のとおり。

石破茂首相の退陣表明で次期自民党総裁の椅子を争うレースは事実上幕を開けた。
一方、衆参両院で与党は過半数を割り込んでおり、新総裁がそのまま国会で順当に首相指名を受けられるかどうかは不確実な面がある。
また、政治の不透明感は「日銀による利上げのタイミングを遅らせるリスクがあり、これも円にとって逆風」だと言う。
高市氏は拡張的な財政バイアスが強いと考えられ、日本株にとってよりポジティブな影響を与えるだろう明確な原発推進派でもあり、電力やガスといったセクターに注目が集まる可能性が高い。
過去の発言からは日銀の政策正常化を継続することに前向きとみられており、同氏が総裁選に勝利すれば、為替市場での円高進行とイールドカーブのフラット(平たん)化が想定される。
政治の停滞を免れる余地がある株価は既に高い水準にあり、上値余地は限られるが、一定の上昇圧力にはなろう。
日銀金融政策の正常化にも理解があり、基本的には石破路線だ総裁選にも立候補した林芳正官房長官や加藤勝信財務相、茂木敏充前幹事長、小林鷹之元経済安保相だ。
岸田前首相に近い立場と言えるある程度減税政策が取り込まれるなら、株式市場にはプラスだが、自民党の宮沢洋一税調会長に押し切られるような展開となればマイナス。

[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース 市場が読むポスト石破、高市・小泉両氏軸に織り込み開始-鍵は財政に

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