日銀は与党敗北でも利上げ路線堅持、目標実現シナリオも維持-関係者
記事を要約すると以下のとおり。
日本銀行は、参院選での与党敗北を受けても、現在の物価目標実現シナリオと利上げ継続路線を変更する必要性は大きくないとみている。石破茂首相は21日の記者会見で、日本は「政治には一刻の停滞も許されない」と続投を正式表明した。石破首相の続投表明もあり、混乱は生じていない。市場の関心は日米関税協議と石破政権の行方に移っている。トランプ氏は日本からの輸入品に対し25%の上乗せ関税を8月1日に発動する考えを示している。5月1日に公表した前回の展望リポートでは、同年度のコアCPI見通しを前年比2.2%上昇とした。関連記事【日本市況】超長期債が下落、40年入札控え売り-株式は下落転換石破首相が続投を正式表明、自民内で退陣論なら政権は窮地に日銀が物価見通しの上方修正を検討する見込み、食料上振れ-関係者トランプ氏、日本に25%の関税発動見通し-書簡の内容通り8月1日。
[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース 日銀は与党敗北でも利上げ路線堅持、目標実現シナリオも維持-関係者