米国株の投資家は9月1日のレーバーデー(労働者の日)まで堅調な推移を期待でき、その後は季節要因による急落が予想される。シタデル・セキュリティーズの株式・株式デリバティブ戦略責任者、スコット・ルブナー氏がこうした見通しを示した。
ルブナー氏は16日、個人投資家による押し目買い意欲の継続、株式への資産配分が不足した機関投資家からの資金流入、企業の自社株買いが少なくとも向こう1カ月間は米国株相場を支えると指摘。「今後1カ月は、企業業績や好調な資金フローを受け、米国株に強気だ」と指摘した。
米国株は最高値圏で推移している。トランプ米大統領が貿易戦争を仕掛けているにもかかわらず、米経済は強靱(きょうじん)性を維持。相場調整の兆しが出た際には、個人投資家が積極的に買う傾向も見られる。
一方でルブナー氏は、8月後半にはインプライド・ボラティリティー(IV=予想変動率)が低下している局面を利用し、マクロ経済イベントに備え9月末に向けたヘッジを積み増すよう投資家に促している。
こうしたヘッジの推奨について、「システマティックな投資家が買う余地がなくなり、投資家が足踏み状態になる」と同氏は言及。その上で「過去100年間で見ると、9月2日は通常、同月内の高値となる傾向がある」と説明した。
シタデル・セキュリティーズのデータによれば、個人投資家は過去14営業日にわたり現物株を買い越している。買い越し継続は昨年12月以来、最長。個人投資家の需要は通常夏場に強く、9月に減退する傾向があるという。
今回は、ルブナー氏がゴールドマン・サックス・グループからシタデル・セキュリティーズに
移籍して初めて示す見通しとなる。同氏は先見性のある株式市場予測でウォール街の注目を集めてきた。
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原題:
Citadel Securities’ Rubner Is Bullish on Stocks - Till Labor Day(抜粋)






