破壊や放火、激化するテスラへの抗議-マスク氏への反発止まらず
記事を要約すると以下のとおり。
ショールームへの火炎瓶、サイバートラックへの落書き、充電ステーションの破壊行為--。 トランプ政権内でのマスク氏の巨大な役割に対する国民の怒りに対し、大統領側近の対応も厳しさを増している。トランプ大統領自身も先週、ホワイトハウスの外でテスラ車を購入してみせた。 ニューヨーク市ブルックリンからテキサス州オースティン、サンフランシスコ・ベイエリアまで、週末にショールームで計画的に行われる抗議活動を行おうとしている。不買運動のような典型的な消費者からの抗議とは異なり、テスラのショールーム、車両、充電ステーションはブランドを想起させるもので、潜在的な抗議の対象でもある。破壊行為に遭い、複数の車両が燃やされたテスラのショールームを調べる捜査員(3月18日、ラスベガス)Source:GettyImagesNorthAmerica こうした動きは、テスラ車の所有者にも影響している。 ベンハモ氏はこの事件について、不安な新しい動きを示していると指摘。起訴状によると、オレゴン州セーラムでは、男がテスラのショールームに火炎瓶を投げつけ、ドアにスプレーで汚い言葉を書き込んでいる様子が映っていた。 カナダでは、トランプ氏の関税政策やカナダに対する発言が強い怒りを買っている。販売減少 自分の車を手放さない所有者もいるかもしれない。 一部の所有者は、売却する代わりに、自分の車にマスク氏への抗議のステッカーを貼っている。先月、エドマンズでテスラの株価は12月に最高値をつけてから、50%余り下落している。同氏はテスラの自動運転車が世界的に普及するなど、野心的な予測も披露した。市場調査会社ケリー・ブルー・ブックは、2月の同社の米国での販売台数は約4万3650台と、月間台数としては3年ぶりの低水準だったと推計している。 ハーン氏は「単に評判だけでなく、それが購買決定を下す人や、代わりのEVを検討している人にどう影響するのかという問題も含め、テスラには今後、いくつもの課題が待ち受けていることが分かる」と述べた。 同グループが19日に行った会議には、民主党のクロケット下院議員や俳優のアレックス・ウィンター氏、ジョン・キューザック氏がスピーカーとして参加した。陰謀などない。彼が連邦政府で持つ権力を保持し続けないでほしいと訴えた。
[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース 破壊や放火、激化するテスラへの抗議-マスク氏への反発止まらず