米は台湾独立に「反対」を-習主席がトランプ氏に立場の転換促す
記事を要約すると以下のとおり。
中国の習近平国家主席は米国に対し、台湾独立を巡る立場に関する長年の表現を見直すよう改めて求めている。 バイデン前政権は台湾が正式な独立を目指すことを「支持しない」との立場を取っていたため、反対するとの表現はより踏み込んだものとなる。 別の関係者によれば、トランプ政権は中国の要求に関して決定を下していない。国務省が2月にウェブサイトから、米国は「台湾独立を支持しない」との文言を除いたことがあったが、中国側の抗議を受けて復活させた経緯がある。「一つの中国の原則」の堅持には、当然ながら台湾独立への反対も含まれると述べた。 実際に表現が変更されれば、米国が台湾に関する立場を貿易交渉の取引材料としてテーブルに載せたことがある。 シングルトン氏は中国がバイデン前政権に対し、文言の見直しを繰り返し提起したが、米側はこれに応じなかったとした上で、「この問題が再び持ち出されたという事実は、小さな成果を積み重ね、次なる譲歩を引き出すという中国の漸進的な戦略と合致していると述べた。」
[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース 米は台湾独立に「反対」を-習主席がトランプ氏に立場の転換促す