人工知能(AI)用半導体大手、米
エヌビディアの株価が24日の時間外取引で下落した。
メタ・プラットフォームズがアルファベット傘下
グーグルのAI半導体に数十億ドル規模を投じる方向で交渉していると、米テクノロジー情報サイトのジ・インフォメーションが報じた。グーグルが業界で最も売れているエヌビディアのAIアクセラレーターに対抗する製品の開発で進展していることが示唆された。
メタは、2027年に自社データセンターでグーグルの半導体「テンソル・プロセッシング・ユニット(TPU)」を使用する方向で協議を進めている。サイトのジ・インフォメーションが関係者の話として伝えた。メタは来年にグーグルのクラウド部門からチップをレンタルする可能性もあるという。
アルファベットの株価は時間外取引で一時2.7%上昇した一方、エヌビディア株は2.7%下落した。
合意が成立すれば、TPUはエヌビディア製チップの代替として地位を固めることになる。エヌビディアのチップは、メタやOpenAIなどの大手テック企業やスタートアップがAIプラットフォームの開発・運用に必要とする計算能力を確保するうえで「業界標準」とされている。
グーグルは先に、AI開発企業アンスロピックに最大100万個のTPUを供給する契約を結んでおり、市場での存在感を強めている。ただ、エヌビディアは依然として市場を支配している。
シーポート・アナリストのジェイ・ゴールドバーグ氏はアンスロピックとの契約について、「TPUにとって非常に強力な裏付けだ」と述べている。「多くの企業がすでに注目していたが、今回の件でさらに関心が高まるだろう」と語った。
メタの広報担当者はコメントを控え、グーグルも取材への回答を直ちには行わなかった。
25日のアジア市場ではアルファベット関連銘柄が上昇。韓国ではアルファベットに多層基板を供給するイスペタシス(
IsuPetasys)が一時18%高となり、日中の最高値を更新。台湾では
聯発科技(メディアテック)が約5%上昇した。
原題:
Nvidia Shares Drop on Report of Google Challenge in AI Chips(抜粋)
— 取材協力 Riley Griffin and Carmen Arroyo






