米株への慎重姿勢継続、警戒解除はまだ早い-モルガンSウィルソン氏
記事を要約すると以下のとおり。
モルガン・スタンレーの米株チーフ・ストラテジスト、マイケル・ウィルソン氏は、株式市場には貿易摩擦や業績予想の上方修正ペース鈍化といったリスクが依然として残っており、短期的には投資家の慎重姿勢が続くとの見方を示した。 同行ストラテジストチームはリポートで「短期的な株価調整リスクが完全に払拭されたと判断するには、米中貿易摩擦の一段の緩和、EPS予想の安定、そして十分な流動性の確保が重要だ」と指摘した。同氏は今年に入って米国株に強気の見方を維持しており、4月に関税問題をきっかけに株価が急落した後、力強い回復を正確に予測した数少ないアナリストの1人でもある。
[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース 米株への慎重姿勢継続、警戒解除はまだ早い-モルガンSウィルソン氏