米財務省、為替操作国の認定なし-為替政策の分析強化へ
記事を要約すると以下のとおり。
米財務省は5日に発表した外国為替報告書で、貿易相手国・地域に対する為替操作国の認定を見送った。 トランプ大統領は以前から、中国を含む複数の国が過小評価された為替レートを維持し、対米貿易黒字を拡大してきたと非難してきた。 スコシアバンクのチーフ為替ストラテジスト、ショーン・オズボーン氏は「貿易戦争における第一の攻撃手段は関税だ」とした上で、「関税が現政権の目的を達成できなければ、今後、為替政策がより大きな役割を果たす可能性があると指摘した。 今回の為替報告書でもこれまでと同様、主要貿易相手国・地域の中で特に中国について「為替政策と為替慣行を巡る透明性の欠如」で際立っていると批判した。
[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース 米財務省、為替操作国の認定なし-為替政策の分析強化へ