米雇用統計、労働市場の緩やかな減速示唆-賃金は予想上回る伸び
記事を要約すると以下のとおり。
トランプ米大統領が中国向けを含む一部関税の一時停止を決めたことで、企業や消費者のセンチメントが改善した。 統計発表を受け、米国債利回りは上昇。 出所:ブルームバーグ 今週発表された米経済指標では、新規失業保険申請件数が予想外の増加となるなど弱い数字が相次いでいた。製造業の雇用者数は8000人減と今年最大の落ち込みとなった。連邦政府の支出削減が受託企業や大学など公的資金に依存する組織にも広がる中、国内で少なくとも50万人の雇用が失われる可能性があるとの見方が、エコノミストの間で出ている。 労働参加率は62.4%と、3カ月ぶりの水準に下がった。 米金融政策当局者は、トランプ政権の政策が景気や労働市場に及ぼす影響がより明確になるまでは、利下げを急がない姿勢を示している。平均時給は前月比0.4%増、いずれも市場予想を上回る伸びとなった。
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