南アフリカ準備銀行(中央銀行)は、停滞する経済を支援するため、金融緩和サイクルを再開した。物価見通しについては下方修正した。
クガニャゴ総裁は29日、ヨハネスブルク北部で開いた記者会見で、金融政策委員会(MPC)が政策金利を25ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)引き下げ、7.25%に設定したと発表した。これは約2年ぶりの低水準。ブルームバーグが調査した21人のエコノミストの予想中央値と一致した。
クガニャゴ総裁は「インフレ見通しを下方修正した」と述べ、その一因として、財務省国庫局が付加価値税の引き上げ計画を撤回したことを挙げた。「為替レートの上昇見通しと原油価格の世界的な下落」も要因だと説明した。
今回の決定では意見が分かれ、5人が25bpの利下げを支持し、1人が50bpの引き下げを主張した。
年率のインフレ率は2カ月連続で、同中銀の目標レンジの下限である3%を下回っており、今年は平均で3.2%になると予想している。従来の予想は3.6%。2026年については4.5%から4.2%に下方修正した。
原題:
South African Central Bank Cuts Rates as Inflation Outlook Eases(抜粋)






