米供給管理協会(ISM)が発表した3月の非製造業総合景況指数は前月から低下し、9カ月ぶりの低水準となった。新規受注の指数が低下したほか、雇用に関する指数が2023年以来の低さとなったことが響いた。
キーポイント
ISM非製造業総合景況指数は50.8に低下
エコノミスト予想の中央値は52.9
2月は53.5
50が活動の拡大と縮小の境目
雇用指数は7.7ポイント低下して46.2。低下幅はおよそ5年ぶりの大きさとなった。同指数は2月には2021年12月以来の高水準に上昇していた。雇用指数の低下が続けば、経済の基盤となってきた労働市場の減速に対する懸念が強まりそうだ。
一方、仕入れ価格指数は3月に若干低下したものの、60.9と引き続き高水準にある。
ISM非製造業景況調査委員会のスティーブ・ミラー委員長は発表文で「今月は関税によるコスト増を報告した回答者が大幅に増加した」と指摘。その上で「関税の影響に関するコメントが増え、今後の関税導入や政府支出の減少に対する懸念が続いているにもかかわらず、短期的な見通しについては、良好を予想する声と悪化を見込む声が拮抗していた」と記した。
3月は宿泊・飲食サービス、運輸・倉庫、金融・保険など10業種で活動が拡大。サポートサービスなど7業種では縮小した。
新規受注は約2ポイント低下して50.4。一方で事業活動の指数は今年に入って最高水準に上昇した。
統計の詳細は表をご覧ください。
原題:
US Services Index Falters as Employment Shrinks Most Since 2023(抜粋)
(統計の詳細を追加します)





