8月の米個人消費支出(PCE)統計では、変動の大きい食品とエネルギーを除くコア価格指数が前月比ベースで市場予想を下回る伸びにとどまった。消費支出の伸びもわずかで、景気の減速感が示唆された。
キーポイント
PCEコア価格指数は前月比0.1%上昇-市場予想0.2%上昇
7月は0.2%上昇
前年同月比では2.7%上昇-予想に一致
PCE総合価格指数は前月比0.1%上昇-市場予想と一致
7月は0.2%上昇
前年同月比では2.2%上昇-予想2.3%上昇
PCEコア価格指数は前月比ベースで3カ月ぶりの低い伸びとなった。3カ月間の年率では2.1%上昇と、米金融当局のインフレ目標に沿った水準となった。
US Core Inflation Registers Modest Increase
Annualized change over last three months remains near Fed's 2% target
Source: Bureau of Economic Analysis
個人消費支出は前月比0.2%増(市場予想0.3%増)。インフレ調整後の実質PCEは同0.1%増(予想に一致)した。貯蓄率は4.8%と、前月より低くなった。
8月のPCE価格指数は、景気の冷え込みが広範囲に及んでいることを示唆している。住宅とエネルギーを除くサービス価格は前月比0.2%上昇と、2カ月連続で同じ伸び率。食品とエネルギーを除く財の価格は0.2%低下と、3カ月ぶりの大きさで下げた。
消費に関するデータも、景気が徐々に減速しつつあることを示す。サービス支出は0.2%増。3カ月間の伸びとしては2023年8-10月以来の小幅だった。財への支出はほぼ横ばいとなった。
個人所得は0.2%増(市場予想0.4%増)。賃金・給与は5月以来の大幅増となった。
統計の詳細は表をご覧ください。
原題:
Fed’s Favored Inflation Gauge, Consumer Spending Barely Rise (1)(抜粋)
(チャートや統計の詳細を追加して更新します)







