米ＰＣＥ統計、消費支出が４カ月で最大の伸び－底堅い需要示唆

7月の米個人消費支出（ＰＣＥ）統計では、消費支出が4カ月で最大の伸びとなった。
米国の消費者が支出を続けているものの、物価上昇と雇用市場減速の中で、その勢いがどの程度続くかは不透明だ。
　先週開催されたカンザスシティー連銀主催の年次シンポジウム（ジャクソンホール会合）で、米連邦準備制度理事会（ＦＲＢ）のパウエル議長、利下げのドア開ける－失業率安定で「慎重に」進行可能サービス価格の伸び加速　　7月の利下げに道を開いた。
ポートフォリオの運用手数料は急増。
　注目されるエネルギーと住宅を除いたサービス価格は低下した。
　家計需要の原動力である労働市場は減速しているが、アマゾン・ドット・コムの「プライムデー」といった販促が財の消費を押し上げた。
ただ関税に伴う懸念根強く　　名目の賃金・給与は前月比0.2％増。
貯蓄率は横ばいだった。