米・EUが貿易協定で合意、トランプ氏とフォンデアライエン氏発表
記事を要約すると以下のとおり。
米国と欧州連合(EU)は27日、自動車を含む大半のEU輸出品に15%の関税を賦課する貿易協定で合意した。この日の合意はトランプ米大統領(右)Photographer:BrendanSmialowski/AFP/GettyImages 外国為替市場ではユーロが主要10通貨に対して上昇。対円でも0.2%上昇し1ユーロ=173円73銭。 「関税がエスカレートするリスクはもうなくなった。」青信号だと述べた。鉄鋼とアルミニウムに関しては「これまで通りだ」とトランプ氏はスコットランドのタンベリーに所有するゴルフリゾートで記者団に述べた。 フォンデアライエン委員長は合意によって「安定」と「予測可能性」がもたらされると評価した。 会談前の段階で、EUは15%の輸入関税は大半の医薬品にも適用されると予想していた。目的は米国の貿易赤字を縮小させることだった。それでもEUからの対米輸出が、依然より高い関税を課されることに変わりはない。しかも米欧の貿易が継続されるやり方での是正が望まれた。今月に入りトランプ大統領が関税率を30%の関税を約1000億ユーロ相当の米国製品に30%に引き下げ、両者の合意は近いとみられていた。
[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース 米・EUが貿易協定で合意、トランプ氏とフォンデアライエン氏発表